
タイニーにこだわるのではなく、身の丈を考える
オレゴンとカリフォルニアの州境あたりから方の山に入っていくと、広大な敷地と小さな家に暮らす家族がいた。今まで見てきたのとはサイズが違う「大きなタイニー」。しかも、夫婦の大きなタイニーハウスの他に、森の中には息子さんのツリーハウスと娘さんのキャビンもある。


「最初の数ヶ月はとても大変だった。一般的な住宅から住み替えたとき、お互いの距離感とかを掴むまでちょっと時間がかかったけど、そこでお互いの深い理解を得られてからは、ずっと良い関係性でいられているわ。」と娘さんは言った。
Andrewは「タイニーハウス」という言葉に縛られずに、自分たちの身の丈に合った空間や設備を考えたという。そのことがタイニーハウスムーブメントの大切な部分を拡張するのに、ほんの少しでも役に立てばいいと。ミニマリストではなく、ホリスティックな視点を持ったリアリストの生きる姿勢に大きな影響を受けた。(た)
お部屋紹介【Type-C】
実は、私たちもタイニーハウスを極限まで小さくすることには拘っていません。「小ささ」の良さも認めつつ、心身ともに負担にならない程度のゆとりある空間が好きです。

入って正面にあるミニキッチンはすぐ目の前に植物たちが見える気持ちの良い場所。長めのカウンターは、ちょっとした食事やワークデスクとして使えます。他の部屋より天井も高く、幅も広いので、いざ入ってみると想像しているタイニーハウスの室内とは違って、驚かれるかもしれないです。

奥には広いロフト、たっぷり2人、もしくは3人寝ることができます。ロフト下には鉄製のベンチがあり、日中は座っておしゃべりするのにちょうど良く、夜はかけ布団を下ろすと2人分のベッドになります。
この部屋は余裕を持って作られているので、大きな荷物があってもあまり邪魔にならないところが特徴。
Homemade Villageでは、タイニーハウスを寝室と見立て、その他の機能は以下のような設備があり、宿泊者は共同で利用することができます。
コモンハウス(共用棟) →ラウンジ・ダイニングキッチン・トイレがあり、室内でのんびり過ごすにはとても良い場所。
コミュニティーガーデン →ハーブや野菜などの食べれる庭と小さな池、堆肥小屋や温室など、暮らしに季節と収穫物を与えてくれます。
バスルーム →男女別のシャワーブース、広めの洗面台、トイレがそれぞれあります。バスタオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ以外のアメニティはなし。
コーナーショップ(売店・軽食) →夕食や朝食の食材と軽食を提供。ショップ前の温室は雨でも半屋外のようで、室内より自然を身近に感じながら過ごすことができます。
キッズルーム →土足でOKのタイニーハウス。子どもの遊び場にも、大人が本を読みながら昼寝をするにもちょうど良い。

タイニーハウスだからって、小さい空間に無理やり自分を押し込む必要がないんだって教えてくれたAndrewとその家族。自分と家族にとっての最適な空間を探求し、周辺環境や地域社会とのつながりを積極的に設計し、変化に応じてしなやかに生きていく姿にいつも多くのことを学んでいます。
一度、体験してみてください。

